デジタル絵描きには必須の、ショートカット用左手デバイス。
この記事では、趣味でデジタルイラストを描いている私がたどり着いた、“ちょうどいい”左手デバイスを紹介します。
私のイラスト制作環境について
まず先に、私のイラスト制作環境についてお話しておきます。
パソコンはMacを使用。ソフトはクリスタ。タブレットは現在Wacomの液タブを使用しています。
2021年8月現在は液タブを使用していますが、この後で紹介している左手デバイスを使用しはじめたときは、まだ板タブユーザー。なので、液タブ、板タブどちらを使用する人にもおすすめです。
また、イラスト制作はプロで行っているわけではなく、塗りはかんたんなアニメ塗り程度。
「できればデスク周りもおしゃれにしておきたい…」
と考えた結果、この記事で紹介する左手デバイスにたどり着きました。
なので、ガチガチのイラスト制作環境を作りたい!という人ではなく、
ほどよく機能的で、おしゃれにもしたい
という人におすすめの左手デバイスになります。
私が使用しているおすすめ左手用デバイス
さっそく結論から入ると、私が利用しているのは、「Microsoft Number Pad」というテンキーです。
- 色がおしゃれ
- 薄い・軽い
- 無線(ボタン電池式)
機能的には普通のテンキーではありますが、見た目に一目惚れ。
- グレイシア
- マットブラック
の2種類のカラーがあり、私はグレイシアを購入しました。真っ白ではなく、少しグレーがかった白。オフホワイトとか、淡い色がお好きな人におすすめです。かわいい。
おすすめポイント1.安っぽさがない
見た目がおしゃれなのはもちろん、作りも安っぽさがありません。
かなり薄くて軽いのですが、Macのキーボードのような心地良い打鍵感があります。
おすすめポイント2.無線が切れない
実は私が左手デバイスとしてテンキーを使うのは、これで3台目です。
最初はバッファローの有線のテンキーを使用していたのですが、やはり線が気になる…
デジ絵を描いていると、机の上にタブレットがあり、資料があり…ただでさえごちゃごちゃするのに(私だけ?)、テンキーの有線が更にごちゃつく原因に。
それを考えて、2台目は「XP-Pen」という無線のテンキーを購入したのですが、こちらは無線が切れることがしばしば。それでも3ヶ月くらいは使っていたのですが、切れる頻度が多くなり、最終的には繋がらなくなってしまいました。
「Microsoft Number Pad」は、マイクロソフトだけあって、無線がプツプツ切れるようなこともありません。
TABMATEとの比較した個人的な感想
ちなみに、TABMATEも一度使用しています。
無線ですし、何よりもソフトでクリスタを使用しているなら、言わば「公式左手デバイス」なわけです。
ですが、TABMATEとMacの相性が悪いのか、一度無線が切れると、クリスタを再起動しないと繋がらないという問題が起きてしまいました。
例えば、休憩にコーヒーを入れて…なんてしていると、すぐに無線がオフになり、クリスタを再起動しないといけなくなります。さすがに、これはストレス。
あと、手に握るタイプの左手デバイスは、常に左手が塞がった状態です。ちょっと資料をめくる、飲み物を飲む、などのときに、「置く→持つ」という動作を繰り返していくと、これが意外と不便に感じました。
私は手が小さめなので、上部のボタンを押すときもややしんどい。
と、そんな理由で、TABMATEは早々に手放すことにしました(使用期間は一番短い)
Microsoft Number Padのデメリット
そんなこんなで行き着いた「Microsoft Number Pad」。
唯一欠点をあげるとすると、値段がやや高いところです。テンキーで4000円弱と考えると、躊躇する人も多いのではないかと思います。
ですが、使い続けてみると、安いデバイスにはない心地良さがあり、もし壊れたとしても、私は同じものを買い直すと思います。以前使っていたものと比べても、ダントツの満足度です。
なによりも、見た目がかわいいところもお気に入り左手デバイスを検討していて、見た目的にも「これだ!」と感じるなら、絶対に買いです。
最後に。「設定とかなんかめんどそうだしな…」などと、色々考えているうちに、左手デバイスを後回しにしているとしたら、絶対にすぐに用意することをおすすめします。
私自身も、左手デバイスを使っていなかった期間があったのですが、「なんでもっと早く買わなかったんだー!」とかなり後悔しました。それくらい絵を描くスピードが早くなります。
4000円弱が少し高く感じる場合は、まずは1000円ほどの有線のテンキーから試してみるのがいいかも。
それでは、色々試してきた中での意見でした。この記事が少しでも参考になると嬉しいです。