2021年に入り、「家の物を少なくしよう」と思い立って、持っていたいくつかの家電を処分しました。
そのうちの、1つが炊飯器。都内のマンションはキッチンが省スペースなことが多く、私のひとり暮らし歴(同棲含む)の中で、床に炊飯器を置いていたこともしばしば…
「みんなどうしているんだろう?」と気になってたどり着いたのが、「鍋でお米を炊く」という暮らし。
それをきっかけに、長年憧れていたストウブデビューをしたので、その選び方や炊飯方法。実際にストウブを利用する中でのメリット・デメリットについてまとめました。
私がストウブを持つのは1つ目。
普通の暮らしをする人が、ストウブを選ぶなら?
という目線でお話しています。
ストウブラウンドココット20cmがおすすめ
結論から言うと、ひとり暮らしor同棲であれば、
ラウンドココット 20cm
がおすすめです。ストウブは大きさだけでも、
- 16cm
- 18cm
- 20cm
- 22cm
- 24cm
と5種類もあり、それに加えて、
- ラウンド(真円)
- オーバル(楕円)
- ラ・ココット DE GOHAN(炊飯)
あたりが、最初の候補としてあがります。
私は炊飯がメインではありましたが、他の料理をするときの汎用性を考え、ラウンドココットの20cmを購入しました。
20cmで3合のご飯が炊けます。この大きさだと4合くらいが限界なので、それ以上炊きたい方は大きいサイズを。
あと、せっかく炊飯器を処分したのに、置き場所でかさばってしまうのは本末転倒。2人までの暮らしであれば、20cmか、あるいは22cmくらいまでがベストかなと考えています。
ストウブの色の選び方について
ストウブは色もたくさんあるのですが、色に関しては好きなものを選ぶのがいいと思います。
私自身は「淡い色だと焦げが目立つかな?」なんてのを気にして、バジルグリーン(濃い緑)を選びました。ナチュラルなインテリアに合う色味で、とても気に入っています。
調べてみると、ストウブの焦げは重曹でかんたんに落ちるみたいなので、気にする必要はそこまでないかもしれません。
ストウブでお米を炊く手順・方法
ここからは、実際にストウブでお米を炊く手順を紹介します。
まず、普通に米を研いだあと、20分ほど水に浸けておきます。
この工程により、お米の芯まで水を浸透させて、炊きあがりをふっくらさせることができます。火をかける時間の短縮にも。
浸水時間30分〜1時間という情報もあるけど、私の主観では20分でも十分おいしいと感じました。準備の時間が長いと大変なので、まずは20分で試してみてください。
お米と、
お米1合に対して200ccの水
をストウブの鍋に移します。柔らかめのご飯がいい場合は、1合×210ccくらいがおすすめ。
鍋に蓋をして、中火で沸騰するまで火にかけます。
7〜8分くらいで蓋のスキマから湯気が出てくる
ので、これくらいの時間を目安に考えてください。この時間が長くなると焦げる原因になってしまうので、時間を測るのを忘れずに。
沸騰したら一度蓋を開けて、全体を混ぜます。
ここまで来たら、あとは難しくありません。
中火から弱火にして10分。ここはタイマーをセットして放置。
最後に火を切って、蓋をしたまま10分蒸らします。これで完成!
炊飯器で炊くよりもふっくらしていて、お米の風味を感じられます。あと、手間暇がかかっているので、蓋を開けたときの、お米のきらびやかさと香りに感動しました(笑)
ストウブで炊いたお米を冷凍する
炊飯器と比べると、ストウブでの炊飯は手間が掛かります。なので、基本は
たくさん炊いておいて、余ったら冷凍保存
するのが便利です。私は冷凍保存の容器にジップロックの300mlを使用しています。ちょうどお茶碗1杯分くらい。スリムな容器なので冷凍庫の中でもかさばらず、気に入っています。
ストウブで炊飯 メリット・デメリット
【メリット】
・炊飯器の置き場所を考えなくていい
・お米がおいしい
【デメリット】
・予約ができない
・なんだかんだ炊飯に1時間は掛かる
「少しでも家の物を減らしたい」と考える人にとって、ストウブを持つ暮らしは、とても有意義なものになると思います。見た目もおしゃれだし、他の料理を作るときも具材のうまみがしっかり出るので、美味しく仕上がります。
料理を含め、家にいる時間を充実させたい人にとってはおすすめですね。
逆に普段から予約機能を使っていたり、そもそもめんどくさがりな人にとってはおすすめできません。炊飯器のスペースがなくなりすっきりしたのと同時に、ピッとボタンを押せば完成する便利さにも改めて気付くことができました。
私もストウブを購入する時に、色々とリサーチするところから開始。買うまでに時間が掛かってしまったので、「この記事だけでストウブ炊飯デビューがわかる!」というものを目指しました。
検討材料の1つにしていただけると幸いです。